聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました
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聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました

神山りお/たらんぼマン

3巻まで読みました

ネタバレ
2021年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻は文句なく面白かったです。召喚もの読んでいてモヤッっていた大半をスッキリさせてくれました。異世界で料理をする話そのものは特に目新しいものは感じませんでしたが、コントのような掛け合いは面白くニヤニヤしてしまいました。
ただ2巻以降も同じようなやりとりが多く、状況を想像して面倒くさい気分に。次男がハッチャケ過ぎているのも、周囲の人間がみんな図々しいのもだんだん鼻に着くようになってしまいました。
主人公の思考は楽しいのですが、王宮厨房に人が入り乱れる様子は不衛生で危機管理がないと感じたし、主人公以外が上下関係にあやふやになってしまうのは舞台設定に疑問を抱いたので、所謂しきたり部分を強調するキャラがいると引き締まるのでは?と思いました。
上記部分以外はとても面白い。3巻では魔物や竜も出てきて世界が広がってきていて期待しています。
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