このレビューはネタバレを含みます▼
弁護士の明希×ヤクザの竜二。明希は高校の頃からずっと圭吾が好きだけど、その報われない思いを、自分のことをかわいいと言ってくれる竜二で埋めてる。圭吾にはカリスマ性があるのかもしれない、人たらしなのかもしれない、 長年想いを絶ちきれず苦しかったかもしれない。それでも、明希が圭吾を想っていたのと同じくらいの時間、竜二もずっと明希を想って苦しい想いをしてきたはず。圭吾を想う気持ちをわかったうえでそばに居続けるって苦しいよ。身体が繋がっても、心だけは手に入れられないって辛すぎる。だから、竜二の想いや優しさに甘え続ける明希はあまり好きになれませんでした。ちょっと期間が長すぎる…。竜二が自分を好きだとわかってて手放さないって、圭吾より人たらしっぽい気がします。
それでも、竜二からしたら長年の想いがやっと叶ったわけだから、ほんとに良かったって思います。もっと他に良い人がいたはずって思っちゃうけど、どんなに苦しくても明希が好きなんたから仕方ないよね。ずっと一途に想い続けてほんとによかったね。ふたりが付き合ってからのエピソードがもっと欲しかったです。今までの竜二の想いが報われるくらい、明希が嫉妬する姿が見たかったです。なので☆4にしました。
2巻と3巻を読んでの追記。
その当時の思いとか、ふたりのいちゃいちゃぶりが見れたので良かったです!明希の照れた顔との、ちゃんと竜二を好きになってるのが伝わってきたので、ほんとに竜二が報われたなぁってうれしくなりました!なので、評価を☆5に変更しました!