私のお母様は追放された元悪役令嬢でした
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私のお母様は追放された元悪役令嬢でした

ベキオ/紫藤むらさき

コミック版を見て原作のラノベへ

ネタバレ
2021年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作のコミックを見て、主人公が自分を卑屈に扱いさらには、自分の容姿も、見た目もあえて悪くして孤独に日々を送っていることが全てお母様のためと、幼少期から、自分を育ててくれていたお母様の従者に言われ、母親の元からも離れているのにも関わらず、頑なに守る姿に一体どんな理由があるのか?と、そこまでする訳がわからないまま話を読んでいくのですが、ただ母親と髪と瞳の色が違うだけで面持ちは母にそっくりなのでと言う理由ならば見た目をそこまで悪くする理由がどうも納得できない。
自分に対してどこか諦めているようで見ていて焦ったくなるのですが、第一王子の全てを見透かすかのようなヒロインへの接触も、酒臭くなって、路地裏で助けた魔力を持つ人間にしか認識できない神獣ブドウシュのこれからの物語がどうにも気になって話の先が早く見たくなり、原作を先に読もうと思いました。コミック版は、現在数話しか更新されておらず、そちらも併せて作品を見ることをお勧めします。ヒロインの日々の暮らしや人との接触の仕方も彼女の表情も真実を突き詰める前の伏線の仕方も読者にとって(気になる)ジレンマを引き起こすこと間違いなしです。
できれば最初から最後までイッキ見出来たら最高だと思います。
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