このレビューはネタバレを含みます▼
スケールが壮大なファンタジーロマンです。
絵もとても綺麗ですし、何よりもストーリーが素晴らしい!
何度読んでも面白い!何度も読みたくなる!
舞台は中世ヨーロッパ(架空の国)
子爵の召使『エドナ』が子爵の娘の身代わりに平民上がりの貴族『イーライ』に嫁ぐ所から始まります。
実はエドナはイーサン王子として育てられた王女様。
暴君父王の傍若無人な振る舞いに民衆が反乱を起こし父王と第三王妃である母は
暗殺されます。
ずっと王子として育てられてきた彼女が反乱後の世を女性として初めて生きる
苦労が描かれとても興味深い。
そして何より勇気溢れ聡明で美しいエドナがめちゃくちゃカッコいい!
普段は聡明で美しい領主婦人として生きていますが、領民のピンチとなった時
イーサン王子の眼差しで立ち上がり戦で闘う姿がそりゃもうカッコいいのなんのって。
そして妻のただ物ではない出自に勘づきながらも
彼女を心から愛し(もう溺愛)尊重し大切に寄り添ってくれる夫・イーライもめちゃくちゃカッコイイです。
ベルばらやリボンの騎士などにキュンとした人にはたまらないお話です!
是非読んでみてください。美しい作品世界にどっぷりはまって抜けられなくなりますよ!
超おすすめデス!