スモールワールズ
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スモールワールズ

一穂ミチ

直木賞候補おめでとうございます!

2021年6月11日
初めてのレビューは一穂作品にしたかった。
一穂ミチさんの作品は2年弱で全て読みました。どれもこれも圧巻のストーリーで、甲乙付け難いです。
今作は短編集ですが一気読みは出来ませんでした。一つ一つの余韻が強く長く、何も手につかなくなりました。一日一つずつ、終わりが来るのを惜しみながら読み終えました。
『meet again』の不穏さ、『イエスかノーか半分か』のようなコメディチックなやり取り、『ふったら~』のような胸が潰れそうな切なさ。一穂ミチさんの魅力がこれでもか!と詰め合わせになった一冊です。迷ったら購入すべし!
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