ヒロインが可愛い

ネタバレ

2021年6月15日

このレビューはネタバレを含みます▼ 王太子19歳×伯爵令嬢17歳。魔法大国の王太子が九年ぶりに隣国へ来訪した。婚約者である王女のぎこちない挨拶も意に介さず、突然婚約破棄を申し出る。予想外のことに目を白黒させる王女。それもそのはず、彼女は恋のために出奔した王女の身代わりとして急遽王宮に召し出された、社交嫌いと称される伯爵令嬢だったのだ。失敗すれば一家全員が殺されるとあって、婚約破棄だけは避けなければと奮闘するヒロイン。自国の王太子から渡される男を陥落させるためのシナリオは、恋愛事情に疎い彼女にかかると頓珍漢な行動に繋がってしまう。来訪の目的が初恋の女の子探しだったヒーローも、そんな彼女から段々目が離せなくなっていく。接すれば接するほど、カツラを被った目の前にいる彼女こそが初恋の人だと思うのに、彼と会った記憶がない。一家全員分散して逃げようと実行に移した日、偶然街で王太子一行を見かけ追跡するヒロイン。魔術に操られた王女による王太子暗殺を阻止した後、命懸けの逃避行を続けるも追い詰められたヒロイン。助けてと言葉に出したその時、追跡魔法をかけたヒーローが颯爽と現れる。腹黒王太子との交渉でヒロイン一家の保護と販路の確保、並びに大好きな彼女との結婚を掴みとったヒーローの完全勝利。彼女の気持ちは伝わっているので、自分を思い出してもらうだけだとぐいぐい迫りまくるヒーローと、好きだけど彼の初恋の人ではないと逃げ腰になるヒロイン。想いが通じあった時、別れが辛いと泣く幼い頃の彼女に自分を忘れるよう彼が無意識でかけてしまっていた魔法が解けた！！幼い頃からの想いが実って結婚できてよかった

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momo さん

(女性/60代～) 総レビュー数：0件

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