このレビューはネタバレを含みます▼
作品説明に記載されているセリフを探しながら読むのも楽しい。筋肉質で厚みのある肉体美のミラと丸みを帯びて艶っぽい夕貴乃が絡み合うシーンは美しくドキドキしてしまいました。この作家さんの描き方は格別に美しい。夕貴乃は「ミラくんとしたのが最後」だけれど、ミラは多分違うよね〜、「だいぶ歳上」って夕貴乃はいくつだろ?、他のメンバーの名前と年齢、関係性は?とあまり本編に関係ない疑問を考えるのも楽しい。ミラが「夕貴乃さん」ではなく「ゆきのさん」と呼ぶのが切ない。日本語でK POPアイドルのミラを叱責するチーフマネージャーはオカシイよね、立ち聞きされたら困るだろうって…ハッピーエンドよりお互い仕事頑張って織姫彦星(この二人、実は夫婦だった)みたいな関係性がふたりにはお似合いかな、と思っていましたが、ロマンチックナイトから約8年後、垣間見た素敵なふたりの生活。マンガは夢を見させてもらうものですね。
ロマンチックナイトの頃は19歳、再会時21歳、結婚時27歳(まだ兵役終わってないよね?)で、ミラの年齢は確認できたけれど、「だいぶ歳上」の夕貴乃の勝手な年齢設定は大学卒業後、美容部員からデパートコスメの店長、その後化粧品会社の広報に転職という経歴を考慮して、ロマンチックナイトの頃は28〜30歳、再会時30〜32歳、結婚時は36〜38歳としました。
余談。ミラはまだ若いけれど、夕貴乃はどうなんだろうとおばさんは考えてしまいました。