花弄り 雌蕊の婚姻【特別版】(イラスト付き)
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花弄り 雌蕊の婚姻【特別版】(イラスト付き)

西野花/石田要

和風オメガバでした

ネタバレ
2021年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雌蕊の槐は末摘花では大事にされつつも所詮は国交の道具でしかなく、それまでは後宮で花を咲かせるだけーー旅人の姿をした王子様はどんな物語ででもお姫様のピンチには駆けつけて、魔の巣窟から救いだし、「二人は末長く幸せに暮らしました」という言葉で幕を閉じます。例外にもれず槐にも‥。他の方々のレビューにもありますが内容の大半は致してます。初めから自ら致してますし、4~5人の愛妾と常に致して、不幸の時でも強要されて致してますし、救い出されてからも致されます。永遠に続くかと思いました。減らして、魔の巣窟に売られた槐奪還のためウィロウが末摘花王と弟にどんな取引を持ちかけ承知させたのかもう少し触れて欲しかったです。まぁここでも大国の持つ富や権力に欲をかいたのでしょうが。
何の伏線など考えないでいいので、致している連続を読むのがお好みの方にはよいと思います。二人目は槐に似た子だといいですね!
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