アレンとドラン
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アレンとドラン

麻生みこと

うーーーん

ネタバレ
2021年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ せっかく映画を主題にしているところを生かしきれてないと思う。主人公のリンダさんがいかにたくさん映画を観ててどれだけ詳しいか、の描写ばかりでもったいない。なぜいまその映画を持ってくる!?もしやなにかの伏線か?と思いきやなにもなくて、え…となることがしばしば。もっとストーリーが映画にリンクしてたらいいのにな、と思います。
キャラクターについては、いまいちどの人物にも魅力を感じなくて苦戦中。。5巻、リンダさんが周りからの圧?で咄嗟に三島くんと付き合ってると嘘つくところはしょうがないとして、本人に事後承諾的なことを一切しないとこに引いてしまった。あとその騒動のおかげでタイラー先生とまた仲良くなれてヤッター!とか言ってたのに、きっかけになったゼミ生は一刀両断してスッキリしてたりとか。恋をすると身勝手になるのはわかりますが…!本命のエドガーさんも回を追うごとに言動の意図がわからなすぎて怖いけど、これから過去とかが描かれて少しずつ人物像が明らかになることを期待しています。
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