このレビューはネタバレを含みます▼
「華は褥に〜」シリーズの世界のお話。そちらのお話を未読でも楽しめますが途中出てくる登場人物が本編に絡んでくる人物がいますので本編も読むのをお勧めします。
今作の主人公も大変美形でおぼこく純粋な17歳の武家の一人っ子好文。
ある日自分を溺愛する父鷹文と幼い頃から身の回りの世話をし剣の師匠でもある茨木の濡れ場を見てしまいショックで家を飛び出してしまう。見知らぬ場所で知らない酔っ払いに絡まれているところを右目が金色に光る明星に助けられそのまま世話になるけれど。。
何となくお話のあらすじを知っていたけど冒頭100P位まで読んでどうやってこのお話を最後まで結びつけるのかと興味津々でしたが上手に登場人物を割り振って素晴らしいお話になっています。続きを書いてもらえるなら明星と好文は今後どうなるのかとても興味深いです。