このレビューはネタバレを含みます▼
人間に変身できる特殊能力を身につけた犬「クイック」と人間のお話。「ヒトの世界の歩きかた」を先に読んでこちらを読みました。ボーダーコリーのクイック、ランスと新種のバラを作ることで人生やり直しを図ろうとマッドクリークにやってきたティム。保安官のランスはティムがマリファナ栽培をたくらんでいるのではと疑って近づきます。どんどん惹かれあいますがティムの信頼を裏切る出来事も起こって...。ランスのオカンがどうしようもないんですが、まあ味方にすると強力そうなんで仕方ないですね、オカンだし。「ヒトのー」ではティムは美人さんという印象でしたが、こちらではランスより少し背が高くてカワイイ青年といった感じでした。ジャーマンシェパードのローマンが人間らしさをまだ覚醒していなくて、マットとの出会いのシーンが終わりの方にありました。ローマン、マットファンとしてはうれしいかぎり。このシリーズはとってもおもしろいです。3作品目も楽しみです。
2018年10月 挿絵あり。