愛し方、ヘタ過ぎかよ!
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愛し方、ヘタ過ぎかよ!

トリメ

おっもしろ~い

ネタバレ
2021年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家様です。『五臓六腑の恋』と迷ったんですけど、サンプルの天馬さんに惹かれて、フラフラと購入ボタンに手が伸びて…
まだ完結してませんが、4話まで読了。
旅館の一人息子でゲイの尚。日頃のストレスをゲイバーでゲームして男を見繕って発散する日々。
その店のオーナーに、ゲームを邪魔されて…
そして、再会したオーナーは、旅館再建に相談を持ちかけられた経営コンサルタントでもあった。という展開。
尚の立て直し案をこきおろす父親に、逆に天馬がこぎ味よくバッサリ斬る辺り、スカッとした。淡々と飄々として、表情も変わらず捕えづらい天馬ですが、見るべき所はちゃんと見てはっきり言う天馬が清々しいんです。尚に対しても、正論の上に正論を重ね、ぐうの音も出ないほど。だけど、優しいんですよ。あぁ、頭ポンポン、わしゃわしゃはズルい!
厳しさと甘さのギャップは、そりゃもう好きになるわ。萌えです。ギャップ萌えは最大の武器。そしてハマる私。自分でもチョロいと思います(笑)
尚がね、どんどん惹かれていくんですよ。うん。うん。わかるよ。

性欲解放に逃げてた自分の生き方に、気づいたのは天馬のおかげだと思います。。自分の性癖に気づい少年期に、こっそり作文を投稿した過去。その作文がね、10歳の少年の切実な思いがひしひしと伝わってくるんです。
今の性の自由と『自由』の意味を履き違えていたような尚。自分自身にショックかもしれませんね。

その天馬ですが、まだまだ謎が多い人。
長年思っている人?
当時、尚の作文に引き寄せられた天馬。
今の思いはどこに?

二つのゲームの賭けもまだ有効で、それも含めて二人の恋の行方が気になります。
勝った方が、相手を好きに出来る。
さぁ、どうなる?
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