このレビューはネタバレを含みます▼
思ったより面白くてハマりました。
2巻半額で買ったら何度も失敗するし人間らしい感情が噴出する。それを積み重ねた上で成成功したり成長するところがグッと来ました。
わがままと捉えればイライラするし好みもあると思います。
そこを私がポジティブに読めた理由は2つ。
イタいけど書きます。
一つ目は、幼女だった元マインの意識が混じってるのかもと思えたところ。
家族や隣人の名前を覚えてるし意識も一緒になっててもおかしくないなと思いました。
不幸が二つ重なることによって途中から転生。
これだとそういうパターンもありますね。
二つ目は依存です。
家族とはいえ知らない人、勝手のわからない異世界、そこで自由に動かない体。ほぼ詰んでますね。何も出来ない。
そんな状況で過剰に本に依存するのは必然かもしれません。
むしろ依存対象と言える目標を作ることによって他の厳しい状況に耐えられるってのはあると思います。
体が思うように動かないってのはそれだけでも気力デバフでキツい。
そうなると上の状況と合わせて冷静でいられないのもそうだよなぁと思いました。
むしろ、そこまで依存というか生きる理由にしてたのか、せざるを得なかったのかとハッとさせられた。
そんなある意味人間らしい表現もあるからこそ物語が締まって、成功や成長した時の達成感が得られる気もします。
実際周りのキャラ達も聖人君主じゃなくて、それが日常感あって良いです。
三部まで一気買いしたせいでポイントが。。。