このレビューはネタバレを含みます▼
単行本化されてから購入する派ですが、大好きな作者様&好みの設定ということで様子見しておりました。3話の試し読みからいてもたってもおれずに購入、さかのぼり買いそろえた後、続話が出るのを待ちわび、勇んで新話を購入し。読んで、読み返して、何度も読み重ねて、その都度ここの感想を拝見しては共感しまくって。タイムリー単話購入の楽しさを知ってしまいました。そしてついに最終話を迎えこの興奮をどうにかして誰かに伝えたく感想を書かせて頂きました。
キャラ、ストーリーの良さは既に他の方の感想にあるとおりです。最高です。付け加えさせていただけるなら、1話毎に違う表紙と内表紙絵です。豪華すぎませんか?ストーリーと照らし合わせると萌えもひとしおです。
話数を重ねるごとに魅力を増していくキャラ達に関しては語るまでもないですが、それに輪をかけて絶賛すべきは自己認識すらしていなかったフェチシズムを刺激してくる絵の表現力です。佐伯さんの一途さや可愛らしく見える言動は徐の口。桐島先生の髪の毛、手、視線。特にその手!その手を使った何げない仕草!!些細な仕草なのに、それを見た佐伯さんの気持ちが突き刺さるほど伝わります!
また、ト書きや佐伯さんのセリフには一切ないのにSを匂わせる先生の表情言動表現力!ナチュラルに受け止める佐伯さんとはもう心身ともに相性抜群でしょう?最高です。
個人的には佐伯さんの後輩君が基本そっけないのに始終応援ポジションで見た目も込みで大好きなキャラです。最後のシーンで何気なくタオルを渡していたのがとても心を揺さぶられました。今後の報告も一瞬どん引いてからの、まぁ先輩が幸せなら~的なあっさりさっぱりな 包容力を垣間見ています。
途中すれ違いはあれど基本キャラがポジティブなので悲壮感は全くなく、場の雰囲気を壊さない程度のギャグもあいまって、何度も読めるし何度も読みたいしできれば全話通して何度も読みたいので単行本化お待ちしています。
単話で追いかけて、単行本も買いますという感想を随所で拝見していましたが、これがそれか!!!と開眼した作品です。惹かれるけど迷うと思った方はとにかく3話を見てください。それで購入意欲がわいた方はその後も絶対に後悔はしません。本当の本当にこの作品を生み出して下さった作者様には感謝しかありません!!!
ツイッターにてキャラ設定を拝見していましたが本当にもう大好きです!!