女性の死に方 分冊版
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女性の死に方 分冊版

あらいぴろよ/西尾元(兵庫医科大学法医学講座主任教授)

考えさせられました。

ネタバレ
2021年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「女性の…」と言うタイトル、いったいどう言う内容なのか軽い気持ちで読み始めました。結局、全巻読みました。読んで自分には為になったと思います。日頃、生活している自分の毎日が当たり前と思う事に疑問すら抱きませんが、こんな事柄もあるんだと言う事、考えさせられました。老々介護にしても社会の仕組みをもっと改善しなくてはならない時代になっているんだと言う事。女性の病気一つにとっても向き合い方で人それぞれである事…現実を受け入れられなかったのか、経済的理由なのかは不明なことばかりなんだろうけど、自分の最後を考えさせられる作品になった事には違いないです。また、全身の30%以上に内出血で腎盂炎になり死に至るという事も知りませんでした…一口にDVと言っても背景がいろいろあると言う事にショックを今更ながら受けました。絵柄がリアルでは無いので読めたということもありますが、逆に説得力が私には伝わってきました。漫画の不思議な力、メッセージの力を感じさせられました。
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