よきヒモとよき飼い主【コミックス版】
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よきヒモとよき飼い主【コミックス版】

未散ソノオ

メロが愛おしい

ネタバレ
2021年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ はぁ、いいお話は、読み返しても泣けてしまいます。分冊版を追いかけて読んでましたが、9日までセール中を見つけて、特典見たさにクーポン合わせて購入しました。もぉ、満ち足りた!

不器用でやりたい事もままならないメロ。行く宛もなくフワフワしたまま、モンティのヒモとなり…
無邪気に可愛いけど、危機感ないメロにハラハラ、ドキドキ。もぉ私、お母さん状態(笑)
ヒモになったけど、飼い主の借金発覚でピンチな二人。でもメロが持ってる元来のポジティブさ。これは強みだなって思う。素直でいい子なんですよね。
借金抱えるモンティに、たこ焼き屋の資金ねだるのもらしい気がする(笑)
計画性なくて心配しちゃうけど、芯がしっかりしてるメロだからなんとかなるさって思えてしまう。それに、なんて良いお友達の面々。ホントにいい子たち。メロを含めて、邪な欲がないんですよね。モンティを助けたい一心のメロ。純粋なメロに手を貸す、純粋なお友達。なんかいいなぁ。

モンティは、メロの発案に本気で期待したわけじゃないけど、メロの存在に救われたのは確かな事。一人で悩みを抱えてしまっていたら、きっと押し潰されていたかもしれない…誰かにそっと重い荷物を分けるのも、それは弱さじゃないと思うから。一人じゃない幸せ。それはメロにも言える事で、支えてくれる友だちがいたから乗り越えられる。幸せだね。

モンティを助けたい、役に立ちたいと泣くメロに、ぎゅうっと胸に突き刺さる。健気なメロ。
「そばにおいて欲しい」は涙なくして読めなかったです。あまりにも可愛いくて愛おしい。たまらんです。
もうヒモじゃない。良かったね♪メロ♪

メロは大阪かみしんじょ(う)『おそらく上新庄』出身と知ってテンションMAX。自転車飛ばせば上新庄に行ける私です。なんか親近感わいて嬉しい~!
粉もん大阪のたこ焼きは、自慢の大阪の味。
ぜひ食べてみて下さい。ぺこり。
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