僕が愛してあげる
」のレビュー

僕が愛してあげる

梅太郎

スピン:なるほど〜読めて良かった

ネタバレ
2021年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 〈千束シリーズ〉千束さんの唯一の元彼で、貴史を輪カン(未遂)の罠にハメたヒール役だった四の宮編。
髪型や表情が変わりしっとり美人風の四の宮にはビックリ!!

その四の宮と偶然街で会い名前も知らないその姿に一目惚れした大学生との話。
イギリス文学専攻大学2年篠原×四の宮。

度重なる偶然で四の宮のハードな人生を察しながらも惹かれる篠原君。篠原君視点の展開で、少しずつ明かされる四の宮過去。英国寮で四の宮を待っていた千束さんと、日本で千束さんを待っていた四の宮。その後眠り姫から目覚めた千束さんと未だ多くを引きずり諦めている四の宮の差が切ない。

二人とも名家の坊ちゃんなのに温かい家庭を知らない千束×四の宮だったのね。こんだけ拗らせて生きて来た男には、眩しいくらいの真っ直ぐワンコ篠原君の直球が効くのかも(笑)
上手くいかない人生だった四の宮が篠原君の前では、クルクル表情豊かに変えられる様になり良かったよ〜篠原君ならイギリスに連れて行ってくれそう!!

四の宮の三度目の成就を読めて良かった。
若頭も何気に良かったからスピン読みたいな。
千束×貴史CPのちょこっと出演も嬉しい( *´艸`)←あんな目に遭わされた四の宮の幸せを願える貴史は神!!
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