由良の病み

砂さんの画、可愛くて好き♪ちびっ子夜（よる）の何てラブリーな事！！ショタものとかホント合いますね～(^^

作風が割と、病んでる溺愛・執着愛ものなのですが、今回の作品も攻：由良の精神状態・・というか思考が歪んでます。受：夜も若干歪んでるかな？明るいけど(^^;
お互いに「好き」なのに、なかなか同じ気持ちになれない２人。
「かわいい」が無くなったら由良に嫌われてしまう・・と、性急に事（エチ）を進めようとする夜。対して由良の「好き」は、例え夜から嫌われても自分が好きな気持ちは変わらない・・・そうしたら「俺を嫌いな夜」の写真を撮って残すだけ・・というようなちょっと歪んだ考えを持っている。寧ろ、始まらなければ終わらなくていい・・とまで。これは由良の両親の別居から起因している事なのですが、作風によっては非常に重たいお話しになってしまいそうなのですが、絵柄がカワイイのと、夜がコメディっぽいキャラを演じている事でシリアスな雰囲気にならずに読めます。ショタっぽいけどエロ度あり、ニコイチ的な２人の世界・・・ハマる人はハマると思います。

他「幼なじみの性管理」という作品も収録されてますが、これは単品で読み放題で読んだ事ありました・・。これも「小さい頃からずっと一緒」のニコイチ的な作品で、自立しなきゃ！と頑張る千里と、逆に「何も出来なくていいのに・・」と「自分が色々してあげなきゃダメな子」でいて欲しい真尋の、タイトル通りエロ度満点な溺愛のお話しです。これもほぼ「２人の世界」な感じです。