恋するビッチのとろ穴事情【単行本版】
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恋するビッチのとろ穴事情【単行本版】

一等米

感情が置いてけぼり

2021年7月9日
半額セールで1巻のみ購入。全137ページと少なめですが、えろは多め。修正は白ボカシ。トイレで、車で、キッチンで、そして元カレにオモチャで責められて。とエロ多めなんだけど、受がビ○チというわりに気持ち的に嫌がっているのがほとんどで、読んでいても気持ちよくない。イヤがっていても快感に抗えない…という展開はありがちですが、長編ならばそこの感情の機微をもう少し描いてほしい。ストーリー構成も雑で、読みながら頭の中がハテナだらけになることもしばしば。キスは一度もされてないって悩んだ直後になんの脈絡もなく唐突にキスされて、「こいつキスもうま…」っていうのは私が求めているものとはなんか違う。そこは上手いヘタの問題にしてほしくなかった。そんな具合で感情表現がきちんと描かれていないため、みんなとってもジコチューに見えてしまう。もしかしたら2巻以降で各キャラの魅力が出てくるのかもしれないけど、私は続きは買わないと思います。
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