悪役令嬢と鬼畜騎士
」のレビュー

悪役令嬢と鬼畜騎士

猫田/旭炬

面白かった!

ネタバレ
2021年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋愛関係においてのキチクは好きじゃないし、キチクも度が過ぎると読むのが嫌になるので、最初は購入を迷いました。
1巻の試し読みで、なんだかなー、Hの最中に噛むのもなー、やっぱ好きくない感じかなーと思いつつ、2巻も試し読みし。
うーん、好きすぎる感じ?ヒロインが本気で嫌がることはしなさそう?という直感が働き、1巻は安いうちに、2巻はクーポンで購入。
読んでるうちにどんどん面白くなって大笑いすることもしばしば、今では購入して良かった!と思っています(笑)
それはもう、ものすごい悲壮感漂う始まりが嘘だったかのような楽しい読後感です(笑)
そんなキチクというわけではないので、購入を迷っている方はぜひ購入をオススメします(笑)
ヒーローのヒロイン溺愛ぶりが楽しめますし、ヒロインに対してのキチクさはHの時に発揮されるだけで、うん、まあ、やっぱりキチクというより好きすぎるがゆえで、なんだかんだヒロインも受け入れてるので、相思相愛ぶりが楽しめます(笑)
いやー、もう本当に、ヒーロー&ヒロイン及びまわりの皆もすごく良い味出してて2冊ともあっというまに読んでしまいました。
記憶がなくなってもまた最初からやりなおすという信念、そして実際実行するし、絶対手放さないという保険もかけておくヒーローが素晴らしかったです。なんだかんだ記憶も戻ってきてたし。
しかしヒロインを転生者にする必要性はあまり感じられなかった気はします(^^;
しいて言うなら、ヒロインに現代的なツッコミをさせるために転生者にしたのか?というぐらいで、乙女ゲームに転生してるという設定はだいぶ早いうちからキレイサッパリ忘れてしまい、読み終わったあと、転生設定必要?ただのファンタジーでも良くない?と思ってしまいました。
あと、この物語独特の言葉や設定だろうなーと読んでいたら、あとからその意味や説明が出てきて、こういうのは一番最初に出てきた時に説明するものじゃ?となるので、文章に厳しい人はそこらへん気になるかもと思いましたが、些末なことです。
ぜひこの楽しい作品を味わっていただきたいと思います(^^)
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