このレビューはネタバレを含みます▼
先生モノが大好きで色々読んでいますが、これほど清い先生モノは初めてです。お互いに想いあっているけれど距離を保って、卒業までは恋人ではなく先生と生徒でいた2人。だからイチャイチャや波乱はあまりないけれど、時々気持ちを抑えられなくなってしまうシーンはとても切なくキュンキュンしました。特に展望台のシーンの2人の会話や先生の「なにも叶えてあげられなくてごめんね」というセリフには胸が痛くなり泣けました。ラストシーンも素敵で、はっきりとした言葉はなくても2人の気持ちが伝わってきて、やっときちんと向き合えた2人に拍手を送りたくなりました。先生が最後まで「湊さん」呼びだったのもよかったです。卒業後の話など、もっと続きが読みたかった!絵もすごく好みで、大好きな作品になりました!