恋をしていたころ
」のレビュー

恋をしていたころ

安西リカ/尾賀トモ

おもしろい

ネタバレ
2021年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひとつきに何十冊もの本を読む私ですが、その中で久しぶりに良い作品だと思えた本でした。記憶喪失から始まった2人の再会ですが、記憶喪失はただのきっかけでそのあとからは2人の精神的な心の闇が美しくきれいに書かれてあってずっと心に残ります。読み応えある作品で、ここ大事なんじゃというところなんかでもバッサリカットさせて、2人がじっくり生活していく様をうまくページ数に比例させており、作者さんの技量を感じました。
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