にぶんのいち夫婦【分冊版】
」のレビュー

にぶんのいち夫婦【分冊版】

黒沢明世/夏川ゆきの

もやもや

ネタバレ
2021年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結局、和真は不倫してなかった、文を裏切ってなかった、さやかという粘着質のキチガイ女に騙されていただけ。
そうなってるけど和真の人間性に問題ありだと思うし、これは体の関係がなくても立派な不倫だと思う。
妻は嘘をつかれて傷ついていて、嘘をついてるのは夫であることは間違いない。
解決したから夫婦仲良しなんてなれないのは当然で、別居を選んだ文はおかしくない。すぐに元通りになる方がおかしな話。
和真は最初に脅迫された時に文に白状すべきだった。脅迫者というのは成功したらいくらでも脅迫してくる。
和馬は危機管理能力の欠如、文にバレて嫌われたくなくて不倫を続けるって本末転倒であって、解決策は考えていないところがおかしい。
事なかれ主義とかではなく何かが足りないと思う。現場に乗り込まれなかったらずっと続けたと思う。
騙されていることに気づいたけど拒絶したらキチガイさやかが文に何かするかもって、それはお前が守れよという話。
というか、さやかは和真を縛りつつ文を傷つけるなんて簡単なんだからな、ちっとは頭を働かせろや。
文ちゃんに嫌われたくないから結婚記念日もさやかの言いなりになるとか、和真はその積み重ねが別居や離婚の原因になり得るとは考えない。
自分は嫉妬で樋口くんを牽制するくせに。
ああ和真もさやかも健くらいボコボコにしてやりたい。
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