狂王子の歪な囚愛~女体化騎士の十月十日~(分冊版)
早乙女もこ乃
このレビューはネタバレを含みます▼
作品としてのクオリティはかなり高いかと思います。ただ良すぎるせいか、最初1番酷いことをしてきたヴィートの最後が何故か1番辛かった。基本的に悪役が酷い目に遭ってもあまり心痛まないんですが…めちゃくちゃ辛かったです。
まさかTLを読んでて推しが死ぬと思ってなかったのと、ライバルキャラの登場が遅くてあまりそちらに揺さぶられなかったのとで、取り合い作品としてみれば星3かなと…。
最初から登場していた弟3人はみんな好きだったので、せめて結ばれる相手はその中からが良かった。主人公にとっては誰よりも深い絆があったのでしょうが…王子たちの過去回想に比べると、主人公が勇者の時の思い出があまり語られなかったせいか、対抗馬に魅力を感じなかったのが残念
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