このレビューはネタバレを含みます▼
琢馬と将太、境遇の違う二人が偶然が重なり出会あえた所から始まる恋になっていくお話でした。
最初、電車で出会った時は本当にただの偶然居合わせた人であっただけなのに、接していくうちにやっている事はフェ ラとか、ちょっとあらあらみたいな感じだったんだけど、段々とお互いに情が湧いてきて気がついた時には二人ともお互いを意識して恋心に変わっていたというお話。
将太は置かれた境遇で、ウリをやって生活費等を稼いでいた自分に引け目を感じながら、琢馬の真っ直ぐな人柄に牽かれていって、琢馬は過去に親の跡を継ぐのを嫌がって反発して家を出た事にちょっと引け目を感じていて、事情は違えど過去に引け目や負い目を感じながら、日々過ごしていた所に境遇が違う相手にあった事で、その人の事が気になってしまって仕方ない状況に。
その時点で、ちょっとずつではあるけれど相手の事を好きになっていたと気がついて、どう接していいかわからない自分にやきもきする。
人って気になって気になって仕方ない状況になって、更にその人の事しか見えない、考えられないということを認識した時点で恋になってますよね。
お互い初々しい部分があり、琢馬の家族に将太の姉にお互いを紹介して受け入れられて、幸せになって欲しいですしその存在を受け入れてくれてるだけでも充分幸せなんじゃないかと思いました。
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