共依存なだけか、本当の好きなのか

ネタバレ

2021年7月23日

このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいても分からなかった。冬馬は失恋した蒼を好きで一緒にいるといった。蒼な冬馬が好きだから受けた。というのがどんどん拗れて厄介な状況。
そこに当て馬槇が引っ掻き回すお話。（表現は悪いけど）なんかもうドロドロしてて病み病みというか。こういう話は好きなんだけど読み終わる頃には疲れる。
作中の違和感は、冬馬が蒼のどこが好きになって一緒にいるのかがいまいち伝わらなかったところ。失恋のところにつけ込んだくらい好きなんじゃないの？と思ったけど、これが幼馴染ゆえの共依存であれば結末の意味も分からなくもないけど、蒼は好きであることを何度も伝えてるし、それが信用できないほど……？って違和感。
リセットして蒼が冬馬にアプローチするなら、多分もうその共依存からは抜け出せないし、でもそれも一つの愛なのかもしれない。
槇が好きだから当て馬になってほしくない、でも蒼にもこれ以上拗れてほしくないし、冬馬がハッキリ自分の気持ちに決着つけてくれればいいなと思う。
続編があるとしたら、予想としては冬馬はやっぱり蒼が好きで元さやに戻るんじゃないかなと思ってる。
その前に槇には別の恋をしてほしいと望んでしまった。

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塩レモンさん

(女性/20代) 総レビュー数：120件

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