このレビューはネタバレを含みます▼
「花のみぞ知る」の教授と御崎のお祖父さんにこんな過去があったとは!!
あの時代だから、あっておかしくない話だったのかもしれないけど、お互い想い合ってるのに…苦しくて切なくて涙なしでは読めなかった…おみくじのとことか😢
そしてラスト現代に繋がるシーンも、素晴らしい構成。「とってもうれしいです」涙涙…
「花のみぞ」とその続編「花のみごろに」の間に「花のみやこ」が挟まることで、よりストーリーに深みが出てると思います。
「花のみごろに」は、有川と御崎が社会人で一緒に住んでからの話ですが、こちらもまた違った涙が溢れました。読者の自分も御崎と同じように不意打ちで来たので。有川最高です。
全編通して、透明感のある優しくて純粋な心地よさに包まれました。大好きな作品です。