このレビューはネタバレを含みます▼
Ω嫌いな当主慧星、Ωを隠して使用人として慧星の元にきた雁野実央。
実央は貧しい身で、ある人の命を受けて慧星の元にきた。
最初は頼まれた事を目的として慧星に近づいたのに、いつの間にか慧星の事を好きになってしまっていたので、心苦しい気持ちを抱えていた。
ある日、頼まれた目的を果たすチャンスを掴み慧星の番になれたが、後ろめたさでいたたまれず何も云わずに慧星の元を去ろうとしていたけど、慧星が実央を手放したくないと告白してくれて、二人はお互いの気持ちを確かめあった。
慧星は不器用ながらも実央を守りたいと思い、実央はやはりこんな境遇の自分では、慧星を幸せには出来ないと身を引く事で慧星を守りたかったんだなと思いました。
後日談で、実央が身を挺して産んだ旭が出て来ましたけど、慧星にそっくりでした。