読みごたえありました





2021年7月31日
期間限定読み放題で、最後まで読みました。1巻刊行は1997年で、昼ドラマにもなって当時かなり話題になったように記憶しています(自分は未試聴ですが、昼間からとんでもない構図での情事シーンや、愛人がアレにアレを、、とか)。絵柄や設定には流石に時代を感じますが、それでもよく練られたストーリーで最後まで惹き付けられました。
これだけのボリュームがある話でも、後から引き延ばしに付け足したようなエピソードはほぼなく、最初からこの結末に向かって、いろんな糸がより合わさっていったのだと思います。
ただ、沢山出てくるエッチなシーンの描写は、妙な生々しさと毛がタワシのような印象で気になってしまい、どちらかと言うと、不貞行為への嫌悪感が上回ってしまいました。あくまでヒューマンドラマをメインとして楽しめる作品なのでしょう。
結末に賛否あるかもですが、私はこの家族のようにならないためには、どうすれば良かったのか、もし誘惑や落とし穴にはまっても、どこかで軌道修正できた分岐点はなかったか、など、後学のために考察するには良いように思いました。
これだけのボリュームがある話でも、後から引き延ばしに付け足したようなエピソードはほぼなく、最初からこの結末に向かって、いろんな糸がより合わさっていったのだと思います。
ただ、沢山出てくるエッチなシーンの描写は、妙な生々しさと毛がタワシのような印象で気になってしまい、どちらかと言うと、不貞行為への嫌悪感が上回ってしまいました。あくまでヒューマンドラマをメインとして楽しめる作品なのでしょう。
結末に賛否あるかもですが、私はこの家族のようにならないためには、どうすれば良かったのか、もし誘惑や落とし穴にはまっても、どこかで軌道修正できた分岐点はなかったか、など、後学のために考察するには良いように思いました。

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シーモアーズ さん
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