夏への扉〔新版〕
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夏への扉〔新版〕

ロバート・A・ハインライン/福島正実

タイムトラベル物の名作

ネタバレ
2021年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 会社と特許を騙し取られ、物語の舞台から30年後の2000年まで冷凍睡眠させられてしまった発明家のダン
過去で離ればなれになってしまった愛猫ピートとの再開と、仲が良かった女の子リッキーを詐欺師から守るべく、
再び過去へ戻ろうとするけれどタイムマシンは過去に行くか更に未来に行くか分からない危険な賭けであった……というのが大まかなあらすじ
未来世界でおや?っとなる不自然な点が後半につれて伏線だったことに気付き、ある種のタイムパラドックスが起こる展開に唸らされます
執筆年代が年代のため未来描写は当時の冷戦や核時代の影響が垣間見えるのも、レトロフューチャー的で面白いです
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