愛讐の虜
」のレビュー

愛讐の虜

バーバラ片桐/奈良千春

ヘッジファンド総支配人攻めΧ殺し屋受け

ネタバレ
2021年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 8年前に父母と姉を殺された祥貴はフランスに渡り傭兵となり復讐のために日本に戻ります。敵の長殿の殺害に失敗して捕らえられ、背後関係を黙秘する中で性的な虐タイを受けていくというお話でした。ラストは大体わかりますが、そこにいたるまでの展開が乳首責め、尿道プレイ、お道具つけての我慢プレイとエロいです。かなりSです。そして事件の真相に迫っていくにつれ雰囲気は甘くなっていきます。このあたりのエピソードが好きです。奈良先生の挿絵がすごくよくて、痒いところに手が届くように ここっ!てところで濃ゆいイラストが入ります。「愛炎の檻」とは監キン調教つながりですが、続き物やリンク作ではないとのことでした。表紙はすごい形相ですが、祥貴がかわいくなっていくのがツボりました。長殿はどういうセクシュアリティなのかなってちょっと思いましたけど、読後感はよかったです。
2009年1月 総195ページ 挿絵あり。
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