このレビューはネタバレを含みます▼
最初はイケメンハイスペだけどだだの俺様クズだったご九晟が、メルちゃんの魅力にだんだん引き込まれてしまい、何時の間にか我を忘れる程超ド級に溺愛してしまって、プライドも何もかも捨て去るハメになって行き、時折可愛く残念になったり、一生懸命包容力をみせたりする所が、とても愛を感じ良かったです。あれだけの自己チュー人間が、メルちゃんの為なら自らの命をも惜しみなく差し出し守ろうとする姿や、メルちゃんが離れて行ってしまった時の九晟の変化というか壊れ方が何とも言えず泣けてしまいました。耳なしという極度の差別社会の中で、実の所繊細な内容も多く、ただのラブコメではない、とても奥の深いストーリーでもあり見応えあります。九晟には今後メルちゃんが安心して暮らせる様に、耳なしの為に国のトップになり社会全体を変えていってもらいたいです！
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