このレビューはネタバレを含みます▼
とても面白くて、全部読んでしまいました。
絵が子どもっぽくて残念ですが、ストーリーとテンポが良く内面描写が的確で、何より望んだ形で終わってくれて心地良かったです。正直、番外編は要らなかったかなー
以下ネタバレを含みますですが、
・主人公:「いるいる、こういう女子」最初はうまくいかない原因が主人公側にある位に、引きぎみで読んでました。課長が明るいから関係性が良いのかなーと思ってたら、課長との相性が良かいと思う様になりました。コンパニオンの下りは最高でしたね。
・課長:作者による乙女心のフィルターがかかって、良く描かれ過ぎでは。もっと欲望に忠実だったりしないかな
・優:世の中に、女っ気はあるのに結婚しない人が居て、「なんで?ホモなの?」って思う時があるけど、あーこういう事なのかなーって納得しました。善人の仮面を被った死神ですね。バラの下りは怖くて、ストーカー化しなくてホント良かった。
・の彼女:電話するとか会社の前まで来るとか、若いのに度胸がありますね。勝ち気なんですね。
・主人公の母:地味ながらキーマンですね。夫の不平を言うシーンは要らないと思いました。優に分かる様に説明して、優自身も成長出来た。
~番外編~
母子家庭の下りは、不快に感じました。要りますかね。全体的に長くて、早く終わらないかなって。で最後「人生何が起こるか分からない」って。
本編のラストシーンは美化された演出で、それはそれで良いのですが、長い人生、いつも全力投球で疲れちゃわないかなー。更に11年後はどうなんでしょう。ママ友の世界とか子どもの手が離れた辺りを描くのも面白いかもしれないですね。
ありがとうございました。