アへ顔がホラー級に怖い……

初作家さんですが「フェロモン症」という未知な設定だったので興味本位で購入してみました。しかし……何だろう？？何かが違う。。。絵は綺麗なんだけど(身体がイケてるんだけど)…受けのアへ顔が気持ち悪い。攻めはイケメン的な風情あるんだけど…惜しいイケメン感。５カップルの短編集なんだけど、短編過ぎてただヤってるだけでフェロモン症の内容を掘り下げてるようで何もしてないから、全てにおいて何かがズレているんだよね。しかも、５カップル中、フェロモン症のお話は3カップルだけだから、想像していたのと全然違ってました。
ただ、フェロモン症とは関係無いカップルのお話で、この台詞だけは好きです。→「人間の細胞は大体三ヶ月程度だが、髄液なんかも含めるとおおよそ六年周期で全部入れ替わるらしい。…今日でちょうど六年だ。この筋肉も骨も血も俺が与えたモンで形成させる。六年それがずっと楽しみだった。俺の愛もなかなかだと思わないか？」……これはもう、ドミナント思考なので、ここだけキュン！ってしました。笑 お話よりもエロ多めが好きな人向きです。私は後のお話は…愛を感じられなくて好みでは無かったです。ご免なさい。 短編集の中で「辰見×戌井」の続編があるとのことでそちらも購入したのでそちらもレビューしたいと思います。
丸々表題作のみP186の内、電子版限定おまけ2P形がほんのり分かる白抜き修正(○毛付き)