真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!
彩戸ゆめ/すがはら竜/一花夜
このレビューはネタバレを含みます▼
話自体は読みやすくて良いのですが、ストーリーが途中で終わってしまっています。
マリアベルとレナートが婚約したのを見届けたマリアベルの父親が王国に戻ると、謂れもない罪で王子軍らに捕縛されてしまう。その父親を助けにマリアベルとレナートは劇団に紛れて、王国の領地の屋敷に軟禁されているマリアベルの母と兄の元へと向かいます。そこでいろいろな情報を照らし合わせて、マリアベルを王子の側室にするための裏工作がなされている事を知る。王宮に囚われている父を助けるためにも、王都に向かうと決心。
と、ここで終わっています。
あらすじに書かれているような「エドワードが復縁を迫って…」といった、エドワードとマリアベルの直接のやりとりはこの巻では出てきません。この1巻で話が完結していないため、この後に2巻が出るはずだとは思いますが、一気に読みたい人にはちょっとお勧めしない。待ちましょう。
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