faker[フェイカー]
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faker[フェイカー]

千代崎

めんどくさい男が二人…(好き)

ネタバレ
2021年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●全体繋がってますが、前半2話に『faker』後半3話に『factor』という副題が付いてます。前半でなんとなく「第一部・完」という感じ。瀬川から阿部への感情も、ここで区切りがついてるように思えます。ずっとモヤモヤしてたものをハッキリさせてくれたのは三上なのかな。『factor』の方でも阿部に未練があるような描写がありますが、これは三上目線ですね…三上の嫉妬心。
●瀬川は自己肯定感が低い。だから多分、愛も分かりやすい形じゃないと不安で信じられない。仕事で結果を重視するのも似た感覚なのかも。そんな人、不倫やゲームみたいな恋愛には向いてないですね。無自覚に純粋な人です。そのくせツンなので厄介…
●三上は飄々と生きてきすぎてて、本当にこの人が好きなんだっていう感情が掴めない。愛なのか執着なのか、ただのゲーム感覚なのか、自分で分かってない感じ。しかも手に入れたら飽きちゃう経験が身に染み付いてるから、本気になるのもなられるのも怖い。
●時計のエピソードはよく分からなかったですね…瀬川が阿部から貰った時計を突然三上にあげちゃうところ。阿部とはうまくいってた時期だと思うけど…ちょっと気が大きくなってただけの軽いノリで、特に意味はないのかな。(だから三上に「不誠実」って言われたのかな?)
●こんなめんどくさい男二人がめちゃくちゃエロいえっちするので燃えます…!これから向き合っていけたらいいね。描き下ろしはお互いベタ惚れで、カッコつけな二人からちょこっと素直な言葉も聞けます。えっちだし!
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