このレビューはネタバレを含みます▼
進撃の巨人は一巻目から読んできて、すぐに虜になり、アニメ化が始まりアニメも全て観て、長年楽しませていただきました。初めは人類の敵は巨人。巨人を全て駆逐すれば平和が訪れる。でも違った。壁の向こうには多くの国があり文化があり世界があった。人種差別や戦争は無くならなくて、どうしようもない世界があった。進撃の巨人に登場するキャラクターはみんな魅力的で何度も泣かされました。パラディ島のエルディア人も、マーレ収容区内のエルディア人も、マーレ人も、その他の国々の人も、みんなに大切な人がいて大切な人を守るために戦ってきたという悲しい物語。私たちの世界は巨人こそいませんが、この漫画から学ぶことが多すぎると思いました。個人的に好きなシーンは、キース長官とマガト元帥が共闘して教え子達を送り出したところ。マーレの思想に囚われてたガビが壁内エルディア人と接することで考え方が変わっていくところ。です。進撃の巨人を世に生み出してくれてありがとうございました!!!!!