このレビューはネタバレを含みます▼
リリウスは過酷な幼少期を過ごし、やっとジルと幸せになったところをお姉さんに邪魔され、愛しいジルのため自分の命を犠牲にするお話。ハッピーエンドです。こう言う話、大好きです。
ただ、残念なのがそれってどうなの?が多かったこと。
○義父に殺されて心臓が止まったって書いてあるのに何で生きてるの?復活したの?その描写がない。
○王宮に供物としてうんぬんは記憶を消されてて忘れている。じゃぁ奴隷商に拾われたのはホントの記憶?
○大妖精との契約の内容は?ジルが契約?って聞いてるのに内容については読んでて分からなかった。絵本と一緒?うーん、リリウスが契約したいって祈ったわけでもないような…。
○あと信頼していた友達に裏切られて、その後言葉にするのもはばかられる展開って、なに?襲われた?いやでもその前に王宮の供物てきな話でもう書いてあるのにそれ以上の話?
回収するの忘れてたか収まらんかったのかは分かりませんが内容が好きなだけに残念です。2巻くらいに分けた方が良かったのに。1巻はジルとリリウスがくっついてイチャイチャしたり喧嘩したり子供たちとの生活とか2巻に続く事件があったり。っで2巻はリリアスの過酷な幼少期の話で2人で乗り越えるとかに分けて書いてほしかったです。
泣ける話は大好きなので☆3.5ぐらいかな。