御曹司による贅沢な溺愛～純真秘書の正しい可愛がり方～
あさぎ千夜春
このレビューはネタバレを含みます▼
浮気した元カレが相手の女(同級生）を孕ませて破局、からの御曹司溺愛は鉄板でした。
元カレはクソだし、元カレを奪った女もクズで、それらを御曹司を引き連れて同窓会でぶっ叩くのはスッキリした。
ヒーロー御曹司の元カノが、病気理由で揺さぶって来るのも美味しい展開だったけど。
何よりも、ヒーローがヒロインよりその元カノを溺愛していたのには、本を破りたくなった。
ヒーローの元カノも手紙では謝ってたけど、その後、何の制裁もない。
もっとこのヒーローと元カノにギャフンがないと、読者としては納得いかんよ！
そして、ヒロインの元カレを奪った女も、何の制裁もなく妊娠したなんて嘘まで付いて、このヒロインがひたすらに虐げされてる印象で終わった。
いっそ、このヒーロー御曹司を振って再起不能にして、ヒロインが自立するラストの方が納得いったかも。
面白くなる要素満載だったのに、最初から最後までヒロイン一人が苦しめられる『おしん』だったなぁ。
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