霧原骨董店 あやかし時計と名前の贈り物
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霧原骨董店 あやかし時計と名前の贈り物

松田詩依/ぴっぴ

見える男子大学生

ネタバレ
2021年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃から人ならざる者が見えることで人と距離を置き孤独に生きてきた男子大学生と付喪神たち、付喪神つきの商品を扱う骨董店のお話。物として人に愛され忘れ去られていく付喪神がとても切ない。普段は骨董店で元気に賑やかに過ごしているのだけどそこにたどり着くまでのドラマに胸が熱くなります。ちょっとぶっきらぼうで怖くて、付喪神思いの店主とその奥さん、沢山の付喪神たちと関わることで一樹が人として成長していくところがとても良かったです。
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