玻璃の花 雪花の章
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玻璃の花 雪花の章

稲荷家房之介

平安時代だからでなく

ネタバレ
2021年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代設定により呪術の話しメインではありますが、三条天皇、道長、晴明と知った名が出て来るのでアノ時代特有の欲望・傲慢・愚かさ・復讐心と負の漲り方が半端ないです。鬼人に対しての非道も含めて人とはどれだけ怖がりなのだろう?現在にも置き換えれる重いテーマでもありますね。今作は上巻に当たり「紅蓮の章」で完結。また晴明版が先にあっての今作品に至る様ですが電子本無いみたい。何故晴明が…と読みながら思っていたので是非改訂して欲しい。
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