リアリティがあって良かった





2021年9月11日
同性同士の恋愛への偏見や葛藤が、主人公の男子恐怖症への苦悩や戸惑いが上手く描かれてて先が気になるお話。自分自身は同性愛者では無いですが、どうして同じ性別を好きになるだけで後ろ指を指されるのだろう?と常日頃疑問に思っていたので色々考えさせられる内容だなと思いました。相手の為に、自分の為にと離れることを選んでも結局は好きな思いが消えず、大変なのを分かってても一緒にいる事を選んだ二人の女性の覚悟と強さに胸を打たれました。世の中には主人公と同じように異性に恐怖心を抱く人は沢山いる訳で、自分を認めて受け入れてくれる同性を好きになるのは何も不思議では無いし悪い事でも無いと思う。だからそういう人達が何の苦しみも無く幸せに生きれる暮らしやすい世の中に変わっていってほしいなとこのお話を読みながら思いました。

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