このレビューはネタバレを含みます▼
実の姉弟だけど、幼い頃に両親の離婚で 離れ離れになって、香純(姉)が大学生になって偶然 傷心旅行に行ったローマで由貴(弟)出逢い、惹かれ合う2人。実の姉弟だとは知らず、そのまま一線を越えてしまう。その後、父親の葬儀で再会してしまう2人。そこで実の姉弟だと分かり、それからお互いに忘れられない相手で、どうしようもなく愛し合ってる2人を最後の最後まで、由貴、香純に対して異常なほど執着心を持つ人達から邪魔をされ、もがき苦しむ物語です。でも、最終的にハッピーエンドで良かった。実の姉弟だから禁忌だし、ダメだと分かっているけど、長年、別々で暮らして一緒に育ってきてなかったのなら、普通の姉弟と言う感覚じゃないんだろうな~とも思う。公的にも由貴が死んだ事になっているので、誰にも見つからずに、異国の地で2人仲良く暮らしていって欲しいです。