天使のギフトとしっぽの願い
」のレビュー

天使のギフトとしっぽの願い

伊勢原ささら/八千代ハル

ハッピーエンドは大好きですが…

ネタバレ
2021年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 相手を信じる先にある超ハッピーエンド、もちろん良かったんですが…。自分的にはファンタジー過ぎたというか……予想以上にファンタジーでした(笑)レビューにハッピーエンドという文字を見つけ購入、気負わず読みやすかったものの、ちょっと天使の存在感が大き過ぎたかなぁと。聡史の元恋人のくだりはボヤっとしました…恋人での価値観の違いなんて当たり前で、それを理由に別れるカップルなんて普通でしょうし、かといえずっと一緒に過ごしていた猫が人間になったからといって、男性と雄の友愛→恋愛に変化するのも違和感が拭いきれず。もちろんBLはご都合主義肯定派なんですけど、奇跡奇跡奇跡の連続で、果ては自分達だけの力では到底及ばないこと(=死)をも信じる力という奇跡のお陰で…という部分も、数ある人間の中でこの2人に天使が慈悲をかける意味とか、年老いた猫が良い感じの年齢の美青年に転生することとか、風太(猫)にしか見えないのに物には触れる聡史とか、猫体から人体への慣れが早すぎるとかとかとか…野暮なツッコミが多くなってしまい…読んでるうちになーんか素直じゃない嫌な自分に気付かされましたσ(T_T;)トホホ
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