エリート外交官と至極の契約結婚【極上悪魔なスパダリシリーズ】
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エリート外交官と至極の契約結婚【極上悪魔なスパダリシリーズ】

若菜モモ/えまる・じょん

あくま、でもスパダリ。

ネタバレ
2021年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 極上でスパダリ、ですが、悪魔ではなく。ドSというより大人の余裕の愛ある優しいいじわる、かな。Sっけとは??って感じでした。途中何ヵ所か言葉のチョイスがあれ?というところもあり。ヒーローはかっこよく、ヒロインは大和撫子的なしっかりものの美人さんでしたが、イメージが固定しきれずふわっとした印象の2人でした。なんでかと考えたら、この長さでラブをメインとするお話の割に名前ある登場人物が多いせいかと。そしてせっかくのヒーロー外交官設定があまり活きてないのも残念。ヒロインの初心な感じや初めてもサラッと終わってしまったのも残念(TLで大事なとこなので)。最後のストーカー撃退エピソードも、書きたいことはわからなくもないけど色々唐突で、もう少し深みが欲しかったです。そんなこんなでこの作者さんにしてはちょっと物語の流れが悪く、山場ももやっとする感じで、読後感の印象が薄かったのが残念でした。
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