軍服の渇愛
」のレビュー

軍服の渇愛

富樫聖夜/涼河マコト

腹黒溺愛策士なヒーロー

ネタバレ
2021年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両先生の話と挿絵が好きでこちらも読み軍服シリーズの最初のお話なんだと分かり後の2巻も読みたいと思いました。
初めヒロインが決死の覚悟で、ヒーローに初めての人になって欲しくて(家の為かなり年上で素行の悪い男性に嫁ぐようになった為)ヒーローの親友に協力してもらう形になり身体を繋いだのに終わって朝告げられた言葉が冷たくてヒロイン同様に悲しくなり涙が出ました。堅物ヒーローだけど、ヒロインが子供の頃から叔父を通じて知っているのに酷過ぎてそらぁ逃げたくなりますよね。
危険な目に遭遇して結局はヒーローに助けられて,ヒロインの想いを親友から聞かされてから、ヒロイン記憶喪失なのを良いことに利用して夫婦だと偽りビックリしたのは、ヒロイン夢の中でヒーローと小さな教会で結婚式をあげてるのを告げていたが、実は記憶喪失朦朧としてる間に本当にしていたなんて、結婚届けも出されて実質夫婦でしたね。
中々堅物軍人だと思ったが、初恋拗らせムッツリスケベ腹黒策士な人で、捕まってしまったヒロインだけど、ヒロインが幸せなら良いです。
ヒロインの親友は、本当に良い女性で終始ヒロインを心配してくれる唯一の味方な人で素敵な人とヒーローの親友一見遊び人風だけど、違う男性が第2作品目のヒーローとヒロインなんですね。
軍服シリーズ3人は実は王族兄弟の関係みたいで、次をこの後読みたいです。
又ソーニャ文庫サイトで、番外編も合わせて読んだら楽しいですよ。イチャイチャ激しくて夫婦になっているが、所構わずなんて、ニヤニヤ楽しく読みました。
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