悪役令嬢の取り巻きAですが、王太子殿下に迫られています。
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悪役令嬢の取り巻きAですが、王太子殿下に迫られています。

川奈あめ/七夏

悪役令嬢ものの新しい衝撃!!

ネタバレ
2021年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ※追記2) 5巻良かったー!! 1、2巻でハマって以来追ってきたけど、直近で一番良かった。笑えるのもえっちなのも、引き継ぎつつ、グッと深みを増してきたなと。下巻、待たされた甲斐がありました。作者さんの中では最終巻までの構想ができてるっぽい。ハイテンションコメディのまま、突っ走ってほしい。※追記1) 続巻出てた!! エマとカイル王子が大好きなので嬉しいです! 毎巻、意表をつくストーリー展開、テンポ良い文章で、ぐいぐい読ませます。ふたりのいちゃいちゃ具合が、ほんと可愛くて好き…!エマは恋の熱が、ひしひし伝わってきて。そしてクールなカイルは、毎度それを軽く上まわってくる執着愛っぷりで。掛け合いにニヤニヤする。成就後の恋がさらに深まっていきます。エマは健気だなあ…可愛いいちゃコメだと油断してたら、この仕打ちだ。切ない。イザベラお嬢さまの出番は、もっと増やしてほしい。フューの話は号泣しました…! と、お話の読みごたえあるうえで、エロもがっつりある。エロおもろい。カイルの色気が相変わらず凄い。
文章的には、ライトな読み口ですが、たまにはさまれる叙情的な風景描写の美しさは、この作者さん本来の持ち味だと思う。結構ガラリと文体を切り替えてきます。小説家ってすごい。

2巻読了。最後まで息もつかせぬ展開でした!
可愛くてキュンキュンしちゃう会話が、本当に好き。もう悶え死にしちゃいます...!
そしてヒーローは、硬派かつセクシーという。美味しいです。普段クールでストイックなのに、エマにだけは肉食獣な王太子殿下。タイトル通り、全編を通して強引甘々に迫られます。 カイル格好良すぎです。
作風的には、他の方のレビューにもありましたが二重三重の隅っこ回収とか、あるあるネタとか、細かいくすぐりが楽しい。
あと教卓下とかスライムえっろ...笑!(なのに物語的にちゃんと伏線になってるのがすごい)
2巻終盤の舞踏会では、ストーリーが一気に収束します。特に悪役令嬢の破滅がどうなるかの部分は、スリリングでした! 二人のいちゃいちゃを愛でていたら、二転三転、いつの間にかゾクッとする展開に。そう来たか!ヒロイン・エマの自然な決断が良かった。
3巻に続くのでしょうか? 続き楽しみにしています!
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