束の間の一花
」のレビュー

束の間の一花

タダノなつ

言葉にならない

ネタバレ
2021年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終話を読み終わった直後は、ただただひたすら悲しい。
奇跡はあったけど、都合のいい奇跡は起こらない。
どこまでも現実的なのに、それでいて夢のようにきれいで純粋な物語でした。
本編も泣いてしまいましたが、個人的にいちばん涙腺にきたのは、あとがきの1ページです。
このたった1ページのイラスト1枚でどれだけの意味が含まれてるのか考えれば考えるほどに泣けてきてしまって仕方ありません。
すごい漫画に出会えました…。本当にありがとうございました。

なお、回想と現在が行き来することでストーリーがより深くなっており、もう1度その場面に戻って読みたくなる為、全話を読み直せるように巻での購入をしました。紙の本でも持っていたい…
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