無表情が逆にいい

「メルトアットナイト」のスピンオフという事で読んでみました。ストーリーとしてはそれぞれ単品でも楽しめます。滝藤の無表情っぷりが徹底していてあまりにも感情がわからないけど、言葉にすると素直で真面目でいいんですよね。たまに見せる笑顔とか、特にアフターストーリーでの表情よかったです。というか、よかったね～と思いました。志島のラストシーンもよかった！志島のノンケならではの悩みや、少しずつ変化していく気持ちもよく表現されていたと思います。先生の作品には凄く嫌な当て馬キャラとかないので、お互いの気持ちのやり取りで物語が進んでいくのが好きです。ドロドロ展開の話も嫌いじゃないけど、読後感いいんですよね!ＢＬあまり読まれてない方にもおすすめ出来る作品かと思いました。