俺は今、幼なじみのキスに飢えている
」のレビュー

俺は今、幼なじみのキスに飢えている

夏芽ささ

かわいい…んだけど…?

ネタバレ
2021年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●表紙から奥付まで全部入れて2話67P。場面やエピソードをひとつひとつ見てるとかわいいのですが、なぜか読後感がピンとこず…各話のオチ(?)があまり好みではないのかな…
●薫平と陸がキスをし始めた理由が素敵。「大事」のキス。薫平の方はとっくに違う意味になってたみたいだけど。薫平からのキスの仕方が変わったことを、陸は最初は拒絶するけど、嫉妬や独占欲を自覚して「好き」のキスに変化する。「首の後ろがゾクゾクする」という感覚を二人が共通して持っているのが良いです。
●1話は陸目線、2話は薫平目線になっているのですが、2話は薫平がすごくえっちすることにこだわってる印象。これも独占欲?まぁ自然といえば自然なことですが…。陸が勝手に一人暮らしを決めたことに薫平は不安になるけど、理由が「二人きりになれるから」だったというのがいい。
●えっちの場面は、「ずっと一緒にいたのにこんな陸知らない」というのがすごくかわいいし、「気持ち良くなってほしい」と祈りながらのキスも、ちゃんと当初からのキスの意味も重なっていて、きゅんとします。
●…こうやって書いていると特に何も悪くない(むしろ好きだ)のですが、「うわーめっちゃいい!」にならなかったのはなんでだろう…
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